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Channel: 黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山
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羊頭〇肉

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「羊頭狗肉」と言えば四文字熟語の常連さんと言っても良いぐらいなじみの深い四熟ですが・・・GWにお隣の国から届いたニュースには仰天させられましたよねえ。

この熟語で言われている「羊」は勿論「ひつじ」ですが「狗」は「いぬ」のことでありますよ。

で、この熟語の意味をおさらいしておきますと・・・「羊頭を掲げて狗肉を売る」と言う意味でありまして「羊の肉を売っています」と言う看板を掲げておきながら実際に売られているのは「犬の肉でした」と言う落ちがついております。

ではなぜ「羊の肉」なのか・・・勿論羊の肉が高級品で値段が高いことからであります。

それに比べて犬の肉は値段が安いので羊だと偽って犬の肉を売れば儲けの幅が大きいと・・・こういうわけでございます。

でもねえ・・・これなんかまだ「マシ」な方でした。

なぜなら犬と言えどもかの国においては立派な食肉なのでありますから。

かの国だけではありませんよ、我が国においても太平洋戦争の前後ぐらいまでは食べられていたそうなのであります。

それが・・・GWの終わりに届いた仰天ニュースによれば「羊頭〇肉」の〇に入る字がとんでもない動物に変わってしまったのだとか。

かの国の街頭では良くこんな光景を目撃することがあるのだそうですが


「羊肉串」と呼ばれるこの食べ物は

当然のことながら羊の肉を材料にしていなければいけません。

ところが今回検挙された900人にも上る数の食肉偽装業者たちは「羊の肉」と偽って・・・こんな動物や


こんな動物


挙句の果てにはこんなものまで売っていたのだとか


今回の当局の手入れはGWのことでしたがかの国では今年の初めくらいからツイッターなどで「安い羊肉串に使われているのは羊ではなくネズミやキツネ、猫などの肉だ」と言う書き込みが盛んに行われていたのだとか。

それを問題視したマスコミが業者の所に行って聴き取り調査を行ったそうですが「あんな(安い)値段のものに本当の羊を使っていたら儲けなんて出るはずがない」と平然とうそぶいていたそうです。

法律以前の問題として社会生活のルールを守ると言う教育を徹底していただくわけには行きませんかねぇ。




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