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Channel: 黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山
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この時期の切り花事情

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昨日は久しぶりの雨でした。

天気が良ければ富士山が良く見えるはずのバイパス下もご覧の通りの雨。


朝一番の仕事場の中の気温はいつもよりずいぶん低めで


花もそれほど咲いてはいない。


雨で濡れている所があるので衣服が濡れるのを防ぐためにビニールの前掛けを使用して仕事に取り掛かりますが


今の時期は暑いので切った後の開花のスピードが速いため園長からは「少し堅めに切るように」との注文が出ている。

これは切りごろで


これは夕方か翌朝にと見送り


この日の収穫はこれだけですが


2ヶ月ほど前の収穫物と比べてみてください。


青いすだれと比較すれば良くわかると思いますが・・・花の大きさがずいぶん小さく茎の長さも全然短い。

要は見栄えが悪いと言うことでありまして・・・この時期のバラ切り花は値段が安い。

勿論「見栄えが悪い」と言うだけの理由ではありませんで・・・ここでちょっとお勉強です。

わが国で「切り花」の御三家と言ったら「菊」「カーネーション」「バラ」がすぐに思い浮かぶでしょうかねぇ。


中でも「菊」は断トツの一位でそれを大差で追う「カーネーション」と「バラ」は毎回のデッドヒート。

菊は花屋さんの店先ではあまり目につきませんがこんなに生産量が多いのはその用途によります。

つまりお盆や春秋のお彼岸に加えてお葬式用の需要が大きい。

なのでトップの座は安泰なんですがカーネーションとバラについては事情が異なる。

カーネーションの需要は「母の日」に集中してそれ以外の時期はアレンジ用にぼつぼつと売れている。

これに対してバラの需要の主なものは「入学式」「卒業式」「歓迎会」「送別会」のイベント用に加えて「結婚式」に代表される「パーティ用」が大部分を占める。

7月、8月と言うのはイベントも結婚式もないため需要がなくなると言うのも値段が安くなる一因となっている。

だから・・・バラ農家さんの中には今の時期を改植や剪定の作業に充てて、生産を休んで夏休みを取るなんてお宅も多いようです。

そんなわけで賢パパがお世話になっているバラ園でも今改植が行われ・・・値段が回復する頃合いを見計らって収穫が行えるように調整中。

で、いつものように10時で作業を終えて速攻帰宅。

お盆休みで賢ママが在宅している間の昼飯は毎日用意してもらっていましたが・・・休みが終わればそうも行かない。

再び以前のような「うどん」の昼飯を食べる暮らしに戻りますが・・・昨日は気温が低かったため誰がなんと言おうと絶好の「鍋焼き」日和だったので勿論これ。


暑くても寒くても飲み物はいつも同じですが


最近、血圧の値が低めなので塩分の摂りすぎを気にすることもなく


食後のコーヒーも久しぶりでホットにしました。


これでこのまま涼しくなってくれると有難いんですが・・・まだまだそんなに簡単には行かないんでしょうねぇ。

あまり暑い日が続くと高齢犬の体調が気になります。









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