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Channel: 黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山
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ロープウェイ調査のつもりが

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昨日は「大寒」だったそうでそれにふさわしい寒さでしたね~。

賢パパの家の外にある水道も今シーズン初の凍結だったそうですよ。

バリバリの冬型のお陰でせっかく積もった富士山の雪もご覧の通りすっかり飛ばされてしまって地肌が出ている・・・ぢゃまいか。


で、その寒かった昨日のことです。

予想はしていたのですが花切りだけで仕事が終わったので自由の身となったのがまだ9時前のことでした。

こんな時、以前なら「風呂」か「ハイキング」か選択肢がありましたが・・・近頃ではハイキングオンリーの賢パパです。

まぁ、風呂はいつでも入ることが出来ますからねぇ。

そのハイキングですが今回は前日のうちから目的地を決めていました。

そうです、先日のこのブログにも出て来たこのロープウェイ

これを調査しながらあわよくば初めてのルートで大道山(山原中継所)に登ってしまおうという魂胆です。

朝、仕事に出る前に「安倍山系」の地図を写真に収めて準備万端で出かけましたが


カメラのディスプレイが小さすぎて駐車場からのルートが判別出来ない。

人気のハイキングコースなので農道にはたくさんのハイカーが歩いていますから通りすがりのおばさんに尋ねてみます。

すると・・・こちら側から頂上に登れるルートはないとおっしゃる。

他にも高齢の男性二人に訊いてみましたがいずれも答えは同じでした。

仮にルートがあったとしても藪道になっているのは間違いありませんからお年寄りが通るとは思えません。

まぁ、良いですわ・・・それならロープウェイの方に専念しましょう。

と言うことで先ほどのおばさんに教えてもらった方へ歩いて行くと・・・おぉ、あれは中継所の鉄塔ぢゃまいか。


ロープウェイならスタート地点とゴール地点を直線で結ぶわけですから、どうやらこの辺りがスタート地点で間違いなさそう。

何か痕跡が残っていないかと更に先に進んで行くとやがて農道は終点となります。

辺りを探して何とか登れそうなところを見つけて登ってみるも・・・これではちょいと無理なようです。


それならと今度は沢に下りて


ほどなく見つけたこんなワイヤー

「すわ、ロープウェイの置き土産か」と色めきたったものの・・・冷静になって考えてみればこれでは細すぎるでしょう。

ここで賢パパは目的を「ロープウェイの調査」から「新ルートの発見」に切り替えまして・・・稜線を目指すことにいたしました。

入った沢はすぐにこんな滝に行きあたって撤退を余儀なくされ


少し戻って別の沢に


しばらく登るも傾斜が急になって登りにくい所が出て来たため隣の竹藪に逃げる


その竹藪も最初こそ歩きやすかったがだんだんこんな風になってしまった。


稜線に乗ったら後は山頂までの行程が保証されているのなら強行突破を考えないでもありませんが・・・それがないのでは不要なリスクを冒すこともないと思って引き返す。

帰宅して地図を確認したらこの竹藪を強行突破して稜線に出れば舗装された農道にたどり着くことが出来たのでした。
しかもたったのあと50m足らずで。(残念っ!)

一旦農道の分岐まで戻って看板が掛けられていた滝に向かいます。

舗装された農道を10分ぐらいでこんな所に着きますが

「ここがの滝」って言うんでしょうかねぇ?

農道は更に先まで続いているので・・・勿論偵察に参りますよ。


途中で海が見えるところがあったりして


もしかしたら東側からの農道に合流して山頂まで行けるんじゃないかと・・・淡い期待を抱きましたが無情にも行き止まり。

辺りを見回すとモノラックのレールがあるのでそれに従って登って行くも


やがて急傾斜の藪の中へと消えて行きます。


仕方がないので再び沢に下りてみますが・・・こんな壁に行く手を阻まれて

あえなく二回目の敗退となりました。

後は農道をとぼとぼ歩いて車まで戻り、そのまま家に帰りました。

帰宅後は日当たりの良い二階でところてんをつまみに冷たいのをグイ~ッと飲って


ロープウェイの調査のつもりが藪山探検になってしまいましたが・・・楽しかったな~。

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